津田宿(読み)つだじゆく

日本歴史地名大系 「津田宿」の解説

津田宿
つだじゆく

[現在地名]佐伯町津田

廿日市はつかいち宿(現廿日市町)六日市むいかいち宿(現島根県鹿足郡六日市町)との間に位置した近世石見津和野路の宿駅。寛永一三年(一六三六)の領内宿駅駄賃の定書(「済美録」所収)では、当宿からの駄賃は「一廿日市迄駄賃銭六十六文、一石見星坂迄、同七十文」とある。広島藩御覚書帖に記す郡々馬継町間并家数の項に「東西長一町、佐伯郡津田村市、但石州津和野海道、家数拾八軒」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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