津田治子(読み)ツダ ハルコ

20世紀日本人名事典 「津田治子」の解説

津田 治子
ツダ ハルコ

昭和期の歌人



生年
明治45(1912)年3月5日

没年
昭和38(1963)年9月30日

出生地
佐賀県

出身地
福岡県飯塚

本名
鶴田 ハルコ

主な受賞名〔年〕
日本歌人クラブ推薦歌集(第2回)〔昭和31年〕「津田治子歌集」

経歴
昭和4年18歳でハンセン氏病となり、9年熊本の回春病院入院、カトリック洗礼を受けた。11年作歌を始め、「アララギ」に入会土屋文明の選を、のち菊池恵楓園に移り「檜の影」で五味保義の選を受けた。歌集に「津田治子歌集」「雪ふる音」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「津田治子」の解説

津田治子 つだ-はるこ

1912-1963 昭和時代の歌人。
明治45年3月5日生まれ。ハンセン病をわずらい,熊本の回春病院,菊池恵楓園で療養生活をおくる。カトリックの洗礼をうけ,昭和13年「アララギ」に入会。土屋文明らの選をうけ,「津田治子歌集」を出版。昭和38年9月30日死去。51歳。佐賀県出身。本名は鶴田ハルコ。遺歌集に「雪ふる音」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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