日本歴史地名大系 「津賀田神社」の解説 津賀田神社つかたじんじや 愛知県:名古屋市瑞穂区北井戸田村津賀田神社[現在地名]瑞穂区津賀田町三丁目祭神仁徳天皇。旧郷社。俗に井戸田(いどた)八幡・長森(ながもり)八幡ともいい、「本国神名帳集説」に「愛智郡従三位津賀田天神」、「尾張志」に「墓田ノ天神社」、「尾張名所図会」に「塚田神社」とある。社伝によれば、源頼朝の誕生地の由緒をもって、建久二年(一一九一)鎌倉鶴岡(つるがおか)八幡宮より当地へ奉祀したと伝える。第二次大戦前までは大般若経六〇〇巻を蔵し、元暦―文治(一一八四―九〇)など後筆の年紀を含め百数十巻に奥書があった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報