瑞穂区(読み)ミズホク

デジタル大辞泉 「瑞穂区」の意味・読み・例文・類語

みずほ‐く〔みづほ‐〕【瑞穂区】

瑞穂

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日本歴史地名大系 「瑞穂区」の解説

瑞穂区
みずほく

面積:一一・三六平方キロ

市の中央部からやや東南寄りに位置し、東は天白てんぱく区、北は昭和区、西は熱田区、南は南区に隣接する。東部は標高四〇メートル内外の丘陵が起伏し、その西を山崎やまざき川が北から南へ、東南端を天白川が東から西に流れる。中央部から西部一帯、ならびに天白川の北岸はおおむね平坦で、新堀しんほり川が熱田区との境を南北に通じる。

原始時代の遺跡として、大曲輪おおぐるわ貝塚・おつくりやま古墳などの遺跡が分布する。古代の当区域は愛知郡に属し、「和名抄」の太毛おおけ郷はこの辺りと推定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「瑞穂区」の意味・わかりやすい解説

瑞穂〔区〕
みずほ

愛知県西部,名古屋市のほぼ中央部に位置する区。 1944年区制。西部の丘陵地は住宅地区,東部の沖積三角州は工業地区,その中間は工業,商業,住宅の混在地。大学をはじめ学校が多く,瑞穂公園には,プール,野球場,サッカー場,ラグビー場など各種のスポーツ競技施設が整備されている。工業地区には木材プラグミシン・電子機器,ガラスなどの大工場のほか自動車関係の事業所,修理工場が多い。大曲輪貝塚 (国指定史跡) は縄文時代早期から弥生時代後期の遺跡で,人とイヌの埋葬例で知られる。面積 11.22km2人口 10万8332(2020)。

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