洲之内村(読み)すのうちむら

日本歴史地名大系 「洲之内村」の解説

洲之内村
すのうちむら

[現在地名]西条市洲之内

石鎚いしづちの前山に沿って北東から南西へ連なる平地村。

村名の初見は、応永四年(一三九七)一一月一二日、洲之内村の小比丘性沢が保国ほうこく寺長老に宛てた田地寄進状(保国寺文書)である。

慶長六年(一六〇一)一一月二一日付、藤堂高虎が関ヶ原役の功により家臣の梅原勝右衛門に一千石を給知した書状(宗国史)のなかに「一、三百十石 新居郡州ノ内村之内」がみえる。慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)の新居郡の項には「洲之内村 日損所、小松・檜の小はへ山有」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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