活物(読み)カツブツ

デジタル大辞泉 「活物」の意味・読み・例文・類語

かつ‐ぶつ〔クワツ‐〕【活物】

生きて活動しているもの。⇔死物
必竟ひっきょう世の事変は―にて容易に其の機変を前知す可らず」〈福沢学問のすゝめ

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精選版 日本国語大辞典 「活物」の意味・読み・例文・類語

かつ‐ぶつクヮツ‥【活物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 生きているもの。生きて活動しているもの。⇔死物
    1. [初出の実例]「流水有源而流行。活物也」(出典童子問(1707)下)
  3. 陰茎をいう。
    1. [初出の実例]「小可(〈注〉わっち)は活物に遇はざれば、未だ曾つて秘術を施さず」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉三)

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