死物(読み)シブツ

デジタル大辞泉 「死物」の意味・読み・例文・類語

し‐ぶつ【死物】

生命のないもの。活動しないもの。
文明は―に非ず」〈福沢文明論之概略
役に立たないもの。また、利用していないもの。「制度死物と化す」
[類語]粗品安物見切り品廃品廃物ぽんこつ傷物裾物払い物長物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「死物」の意味・読み・例文・類語

し‐ぶつ【死物】

  1. 〘 名詞 〙 生命のないもの。活動しないもの。また、役にたたないもの。利用できないもの。⇔活物
    1. [初出の実例]「止水無源而停蓄。死物也」(出典童子問(1707)下)
    2. 「文明は死物に非ず、動て進むものなり」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む