流亡(読み)リュウボウ

デジタル大辞泉 「流亡」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐ぼう〔リウバウ〕【流亡】

[名](スル)定住の地がなくさすらい歩くこと。流浪。「国を追われて流亡する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「流亡」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐ぼう リウバウ【流亡】

〘名〙 定住することなく、さまよいさすらうこと。流浪。るぼう。
※古活字本毛詩抄(17C前)一八あちへ牢入し、こちへ牢入して皆流亡するぞ」 〔詩経大雅・召旻〕

る‐ぼう ‥バウ【流亡】

〘名〙 故郷を離れて所々にさまようこと。流浪。りゅうぼう。〔文明本節用集(室町中)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「流亡」の読み・字形・画数・意味

【流亡】りゆうぼう(りうばう)

流浪滅亡。危亡。また、散佚。〔史記、儒林伝〕秦の時、書を焚(や)く。伏生之れを壁す。其の後、兵大いにりてす。定まり、伏生其の書を求むるも、數十(うしな)ひ、獨り二十九を得たり。ち以て齊・魯のふ。

字通「流」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android