危亡(読み)キボウ

精選版 日本国語大辞典 「危亡」の意味・読み・例文・類語

き‐ぼう‥バウ【危亡】

  1. 〘 名詞 〙 危うく滅びようとすること。国や身が滅びるほどの危険、危難危急存亡
    1. [初出の実例]「太子いやしくして庶子をたっとむは乱のはじめなり。必ず危亡に至る」(出典:保元物語(1220頃か)下)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐斉策・閔王〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「危亡」の読み・字形・画数・意味

【危亡】きぼう(ばう)

危急滅亡。〔史記生陸賈伝〕生(れきせい)、齊王にきて曰く、~王に下らずんば、すること、立ちて待つべきなりと。

字通「危」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android