流鶯(読み)りゅうおう

精選版 日本国語大辞典 「流鶯」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐おうリウアウ【流鶯】

  1. 〘 名詞 〙 木から木へと飛び移って鳴く鶯(うぐいす)一説に、なめらかにさえずる鶯。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「先随飛蝶汀相隔。更問流鶯浪不妨」(出典:類聚句題抄(11C中)尋花傍水行〈藤原雅材〉)
    2. [その他の文献]〔上官儀‐早春桂林殿応詔詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「流鶯」の読み・字形・画数・意味

【流鶯】りゆうおう(りうあう)

移り鳴きする鶯。清・鶚〔晩歩〕詩 斜景、忽ち已に暝(くら)く 鶯、時に一鳴す

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