浄土数珠(読み)じょうどじゅず

精選版 日本国語大辞典 「浄土数珠」の意味・読み・例文・類語

じょうど‐じゅずジャウド‥【浄土数珠】

  1. 〘 名詞 〙 浄土宗で用いる二連の念仏用の数珠。珠の数三六。三河国(愛知県東部)大樹寺の登誉が初めて作り、永祿三年(一五六〇徳川家康に献じてから、常用のものとなった。輪数珠
    1. [初出の実例]「檀得の浄土珠数(ジャウドジュズ)」(出典浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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