浅井忠綱(読み)あさい ただつな

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「浅井忠綱」の解説

浅井忠綱(2代) あさい-ただつな

?-? 江戸時代前期-中期刀工
初代浅井忠綱の子。父と同様に粟田口(あわたぐち)の銘をもちいた。享保(きょうほう)(1716-36)中期まで大坂活躍。刀身彫刻を得意とした。初名は忠国。通称は万太夫。号は一竿子,合勝軒。

浅井忠綱(初代) あさい-ただつな

1610-1676? 江戸時代前期の刀工。
慶長15年生まれ。播磨(はりま)(兵庫県),京都で修業し,鎌倉時代の粟田口(あわたぐち)国綱伝統をつぎ粟田口を称した。のち大坂にうつる。延宝4年,67歳で死去か。初銘は忠縄。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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