浅川新町村(読み)あさがわしんまちむら

日本歴史地名大系 「浅川新町村」の解説

浅川新町村
あさがわしんまちむら

[現在地名]福島市松川町まつかわまち浅川あさかわ

浅川村の西に位置し、奥州道中に沿った街村。慶長九年(一六〇四)浅川村から分村して成立した。若宮八幡が鎮座することから若宮わかみや宿と称して奥州道中の間の宿であった。分村当初は三二戸で構成され、浅川新田村を称した。古高新高帳によれば、米沢藩領時代の古高二二九石余、幕府検地による新高二〇二石余。領主変遷関谷せきや村と同じ。草分名主は長南出雲であった(福島市史)。延享三年(一七四六)の巡見使案内手鑑(同書)では高二二一石余、家数三五・人数一七〇、馬二六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android