浅知(読み)センチ

精選版 日本国語大辞典 「浅知」の意味・読み・例文・類語

せん‐ち【浅知・浅智】

  1. 〘 名詞 〙 あさはかな知恵。浅薄な考え。
    1. [初出の実例]「于時僧智光以為、我是智行大僧。行基浅智沙彌也」(出典:日本往生極楽記(983‐987頃)行基菩薩)
    2. 「彼卿は、短才浅智(センチ)にしてこころ驕り」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)前)
    3. [その他の文献]〔東方朔‐七諫〕

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普及版 字通 「浅知」の読み・字形・画数・意味

【浅知】せんち

あさはかな智慧。〔呂覧、精諭〕夫(そ)れ淺知の爭ふは、則ち末なり。此れ白の(葉公子高に攻められて)法室に死する以(ゆゑん)なり。

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