日本歴史地名大系 「浅草田原町三丁目」の解説 浅草田原町三丁目あさくさたわらまちさんちようめ 東京都:台東区旧浅草区地区浅草田原町三丁目[現在地名]台東区雷門(かみなりもん)一丁目・浅草一丁目浅草田原町二丁目の北にあり、浅草広小路から西に続く通り(現雷門通)によって南北に分けられる。東は浅草東仲(あさくさひがしなか)町、北は浅草寺火除地・浅草田圃、西は浅草本願寺境内・浅草誓願寺(あさくさせいがんじ)門前。寛文新板江戸絵図には「田原丁」の「同三丁メ」とみえる。安永三年小間附町鑑によれば小間は田舎間一七二間。中ほどの横町は有名な曲独楽師松井源水が住んでいたことにより源水横(げんすいよこ)町と里俗に称され、北方の町端、湯屋のある辺りは蛇骨(じやこつ)長屋と里俗によばれた。この俗称はかつて蛇の骨が出土したためという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by