浅野屋佐平(読み)あさのや さへい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「浅野屋佐平」の解説

浅野屋佐平 あさのや-さへい

1814-1865 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
文化11年9月生まれ。金沢町会所横目肝煎兼逓送方として京都に滞在尊攘派福岡惣助(そうすけ)らとまじわり,同志の密書をはこぶ。福岡の密書が露見し,福岡逮捕と同時に捕らえられ,元治(げんじ)2年4月5日獄死した。52歳。加賀(石川県)出身本姓塩屋。名は茂枝。通称は別に策柄。号は麻舎。編著に「茂枝雑抄」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android