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浅野 総一郎 アサノ ソウイチロウ

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20世紀日本人名事典の解説

浅野 総一郎
アサノ ソウイチロウ

明治・大正期の実業家 浅野財閥創設者。



生年
嘉永1年3月10日(1848年)

没年
昭和5(1930)年11月9日

出生地
越中国氷見郡藪田村(富山県氷見市)

別名
幼名=泰治郎,前名=浅野 惣一郎

経歴
2度養子に行き、商売も失敗を重ね、明治4年24歳で上京。竹の皮屋、砂糖水売りなど転々としたあと、7年横浜で石炭商を始めた。8年廃物のコークスを官営の深川セメント工場に売り込み、莫大な利益を得る。14年渋沢栄一の援助で深川セメント工場の払い下げを受け、17年浅野工場を設立、以後政府の保護もあり、皇居造営、陸軍要塞などセメント事業を拡大。31年安田善次郎の後援で安田銀行から融資を得て浅野セメント合資会社(のちの日本セメント)を設立、大正元年株式会社とし、ついで4年北海道セメント、12年浅野ストレート日本カーリット、13年木津川セメントなどを設立。この間、大正2年から京浜鶴見地区150万坪を埋立てて造船、製鉄、海運、石炭、電力など多彩な事業を展開した。7年には浅野同族会社を設立、9年末で直接関係会社36、傍系会社50といわれる浅野財閥を形成した。戦後財閥は解体された。

出典|日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)
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