浜名村(読み)はまなむら

日本歴史地名大系 「浜名村」の解説

浜名村
はまなむら

[現在地名]今別町浜名

東は今別村、南は山地、西は増川ますかわ(現三厩村)に接し、北は津軽海峡・三厩みんまや湾に面する。もと三厩村の支村で黒崎くろさき村といったが、貞享四年(一六八七)検地で浜名村と改称、同年の検地帳によれば村高二三・五三八石、これに対して本村の高はわずか四・三九二石とある。元禄三年(一六九〇)には後潟組に属し、村位は下(平山日記)。享保一一年(一七二六)本村より独立(「村名改称并新村創立調」八木橋文庫蔵)。寛政二年(一七九〇)の「北行日記」に浜名村一〇軒ばかり。享和二年(一八〇二)の「測量日記」に「家十二軒、左は小山下」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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