浜崎御嶽(読み)はまさきいおん

日本歴史地名大系 「浜崎御嶽」の解説

浜崎御嶽
はまさきいおん

[現在地名]石垣市宮良

宮良みやら集落の西方海岸に位置する。大浜おおはまから宮良に向かう国道三九〇号が集落に差しかかる手前、国道から分岐して海岸へ行く農道を入る。御嶽全体が大きな森となっている。ハマサキィオンという。御嶽は海側を正面とし、海岸の砂浜から入るのが正式であるが、現在の進入路は御嶽後方からのアプローチとなっている。「琉球国由来記」に「山崎御嶽」と記され、神名はミヤ鳥ヤ神本、イベ名は玉置カワスシヤ(玉置の神霊の筋目のお方の意か)とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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