浜田地震

デジタル大辞泉プラス 「浜田地震」の解説

浜田地震

1872年3月14日に石見出雲地方(現在の島根県浜田市付近)で発生した地震とそれによる災害。555名が犠牲となった。地震により土地が隆起し、のちに国の天然記念物に指定される石見畳ヶ浦が出来た。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の浜田地震の言及

【地震】より


[中国・四国地方の地震]
 南海トラフ沿いの巨大地震の震源域は高知県沖に及んでいるが,四国・中国の内陸部では,大地震は概して少ない。しかし,日本海側には1872年(明治5)の浜田地震,1943年鳥取地震(M7.2)のような例もあり,また瀬戸内海西部でも1905年芸予地震(M7.1)のようなかなりの大地震が起こる。
[九州・沖縄地方の地震]
 琉球海溝の内側にも,場所によっては1911年奄美大島沖地震(M8.0)のようにM8クラスの巨大地震が起こる。…

※「浜田地震」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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