浜石在町(読み)はまいしざいちよう

日本歴史地名大系 「浜石在町」の解説

浜石在町
はまいしざいちよう

[現在地名]西宮市石在町いしざいちよう東町ひがしまち二丁目

浜久保はまくぼ町の東にあり、西宮町の浜方五町の一(天保九年「西宮町石高町数等書上」岡本家文書)。町方の石在町の南に、海岸へ向けて新たにできた町。貞享元年(一六八四)の西宮町浜地図(西宮市史)には「石才浜」とみえ、一部に空地があるものの海岸近くまで宅地化されている。正徳三年(一七一三)の家数一三三(家持一一三・借地一五・借家五)・人数二四二であるが(「浜石才町宗旨改帳」西宮市役所蔵文書)、寛政四年(一七九二)には家数二一三(家持一〇四・借地四・借家一〇五)・人数七二一となり、借家人が急増している(西宮市史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む