浦役銭(読み)うらやくせん

精選版 日本国語大辞典 「浦役銭」の意味・読み・例文・類語

うら‐やくせん【浦役銭】

〘名〙 室町時代海村漁民に定期的に、あるいは臨時にかけられた税金。〔大内氏掟書‐諸人之被官公役被定御法事・延徳四年(1492)五月二日〕

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デジタル大辞泉 「浦役銭」の意味・読み・例文・類語

うらやく‐せん【浦役銭】

室町時代、漁業税として、浦方住民に課した臨時の税。また、江戸時代浦役として代納された金銭

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