浦木村(読み)うらきむら

日本歴史地名大系 「浦木村」の解説

浦木村
うらきむら

[現在地名]米子市浦津うらつ

古川ふるかわ村の東、日野川東岸の平坦地にある。坂中さかなか(現岸本町)長者屋敷から日吉津ひえづ村大神宮(現日吉津村蚊屋島神社)に達する長者ちようじや道は当村を通っていたという。村名は、中世の日野川氾濫による残存低湿地に立地したことに由来するとされる。拝領高二六六石余、本免は四ツ九分。米子組士加藤氏の給地があった(給人所付帳)。当村開拓者の一人に山本氏があり、貞享四年(一六八七)相見八幡社社帳(八幡神社文書)に庄屋小兵衛の名がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android