浦村・桑村・堀切村(読み)うらむら・くわむら・ほりきりむら

日本歴史地名大系 「浦村・桑村・堀切村」の解説

浦村・桑村・堀切村
うらむら・くわむら・ほりきりむら

[現在地名]新魚目町浦桑郷うらくわごう

江戸時代、魚目村のうちに浦村・桑村・堀切村があったが、堀切村は明治期に人家が絶え、残った浦村・桑村が合併して浦桑村になったとされる。貞享年間(一六八四―八八)までに魚目浦鯨突組のうち紀州ござ(現和歌山県古座町か)の六右衛門が「桑木村」に居付いていたという(「鯨突組覚」五島編年史)。延享元年(一七四四)魚目組主で浦桑に住む中野太次兵衛が魚目村の供養くよう山に鯨一〇〇本の供養塔を建てている(同書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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