浪人分(読み)ロウニンブン

デジタル大辞泉 「浪人分」の意味・読み・例文・類語

ろうにん‐ぶん〔ラウニン‐〕【浪人分】

浪人身分
一子磯貝藤介いそがひとうすけといひて、これも―なり」〈浮・武家義理・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浪人分」の意味・読み・例文・類語

ろうにん‐ぶんラウニン‥【浪人分】

  1. 〘 名詞 〙 浪人の身分。浪人の分際
    1. [初出の実例]「此三人は京都公方様につかへ御他界以後関東へ下向し牢人分にて小田原に堪忍なり」(出典:北条五代記(1641)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android