浪害(読み)ろうがい(その他表記)flood damage

翻訳|flood damage

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「浪害」の意味・わかりやすい解説

浪害
ろうがい
flood damage

波浪による災害の総称。ただし,おもに海岸地域における海の波浪による災害をさす。浪害は波浪による船舶や構造物の被害と,浸食運搬堆積に伴う海岸地形の変化によるものに分けられる。波が海岸に衝突するときの波力はきわめて大きく,スコットランドのウィック港では,防波堤用の 2600tのコンクリートの大塊が押倒されたという記録がある。日本では北海道留萌港で 8mの波で 2000tのコンクリートが破壊された。浪害は台風時に大きく,海岸施設だけでなく,道路破損,船舶流失,家屋浸水などを伴う。海岸浸食では新潟で 1927年から 10年間に約 100mも海岸線が後退した。港では漂砂による埋没現象の災害も少くない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「アサーション」(assertion)とは、より良い人間関係を構築するためのコミュニケーションスキルの一つで、「人は誰でも自分の意見や要求を表明する権利がある」との立場に基づく適切な自己主張のことです...

アサーションの用語解説を読む