浮き指(読み)うきゆび

知恵蔵mini 「浮き指」の解説

浮き指

立っている時や歩いている時に足指地面についておらず、浮いた状態にあること。俗称であり、正式な医学用語ではない。特定の足指だけでなく、すべての足指が浮き上がっているケースもある。足裏にある母指内転筋の力が弱いために踏ん張りがきかず、重心がかかと寄りになっていることが要因とされる。浮き指の状態にあると、体のバランスを保とうと無意識に上半身を前傾させることで筋肉関節に負担がかかり、肩こり腰痛頭痛などの不調や転倒につながる可能性があると指摘されている。近年、日本では男女ともに増加傾向にあるとされる。

(2018-9-11)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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