事典 日本の地域ブランド・名産品 「浮世絵手摺木版画」の解説
浮世絵手摺木版画[その他(工芸)]
うきよえてすりもくはんが
常総市で製作されている。江戸時代の浮世絵木版画の伝統技術・技法を受け継ぎ製作。茨城県には第2次世界大戦中に伝えられた。版木には、桜の木を用いる。彫刻は基本線を彫ったのち、色分けした紙を版木に貼り100色近い色板を彫る。本摺りの工程では、初めに地の墨を摺り、その後に色の薄いものから順に色板を摺っていくと、鮮やかに当時の浮世絵が再現される。茨城県郷土工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報