浮幣社(読み)うつぺいしや

日本歴史地名大系 「浮幣社」の解説

浮幣社
うつぺいしや

[現在地名]三原市幸崎町能地 横木

幸崎(さいざき)神社の東側丘陵南面に鎮座する小社。祭神は底筒之男神・中筒之男神・上筒之男神・息長帯比売命。

かつて能地(のうじ)付近の漁民が出漁の際携えた「浮鯛系図」に、神功皇后が渟田門(ぬたのと)に停船して海神に幣を手向けたとき幣が流れ寄った所に建てられた社で、正月に幣を奉じて酒を捧げる浮幣祭を行うとある。「日本書紀」仲哀天皇二年六月一〇日条に、神功皇后が船の周囲に集まった鯛に酒を注いだところ酔って浮いたとあり、それを皇后に献じた老婆を祀るのが老婆(うばく)社だという(芸藩通志)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む