浮節(読み)うかれぶし

精選版 日本国語大辞典 「浮節」の意味・読み・例文・類語

うかれ‐ぶし【浮節】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 三味線に合わせて歌う俗謡
    1. [初出の実例]「毎夜のやうに寄席歩き、咄しはござれ浮(ウカ)れ節(ブシ)、やれ義太夫の人形のと」(出典:歌舞伎・四千両小判梅葉(1885)五幕)
  3. 浪花節(なにわぶし)関西での旧称。江戸時代後期、浪花伊助の「浮連節」が始まりという。「ちょんがれぶし」の名に次いでよばれ、大正ごろまで行なわれた。
    1. [初出の実例]「源氏節は〈略〉、橘之助の浮れ節と云ふ調子あり」(出典:都新聞‐明治二七年(1894)八月一九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む