浮萍(読み)フヘイ

デジタル大辞泉 「浮萍」の意味・読み・例文・類語

ふ‐へい【浮×萍】

うきくさ。また、住居の定まらないことのたとえ。
「天性水石に心を寄せ、―の跡を事とし給ひしかば」〈太平記・二四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浮萍」の意味・読み・例文・類語

ふ‐へい【浮萍】

  1. 〘 名詞 〙 うきくさ。また、住居の定まらないことのたとえ。
    1. [初出の実例]「水上浮萍豈有根、風前飛絮本無蔕」(出典文華秀麗集(818)中・奉和春閨怨〈朝野鹿取〉)
    2. [その他の文献]〔潘岳‐河陽県作詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む