海上八幡宮
うなかみはちまんぐう
[現在地名]銚子市柴崎町
柴崎集落の北西に鎮座。祭神は誉田別尊・大帯姫命・比売神三柱。旧郷社。大同二年(八〇七)豊前宇佐宮の分霊を勧請したと伝える。大治期(一一二六―三一)に修築、治承四年(一一八〇)源頼朝が当社に戦勝を祈願、寿永期(一一八二―八四)には当社を現在地に造営したという。旧社地は南西二〇〇メートル余の鎌倉台という。永禄八年(一五六五)九月の千葉胤富寄進状(社蔵文書)によると、千葉胤富が堀内村の年貢銭のうち三〇〇疋を寄進している。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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