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海上浮体ビル かいじょうふたいビル

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

海上浮体ビル
かいじょうふたいビル

海上の浮体上に建設されたビル。造船技術と建設技術を融合させた事業計画で,陸地や海岸の埋め立て地よりも建造費が廉価な利点がある。世界最初の海上浮体ビルとして長崎で計画されたものは,一辺が 100mの正方形の浮体上に 12階建てビルを2棟造り,ホテル,コンベンションホール,インテリジェントオフィス,ショッピングプラザなどを収容するものである。浮体は 1m2当たり 50万円程度で済むため埋め立て地よりも手軽に考えられるが,寿命や保守整備の点で未知のことが多い。海域特性把握,構造物の設計研究,海洋構造物の施工・管理・運営技術,海洋空間利用安全対策などの技術開発が急がれる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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