…この傾向は地理的条件に恵まれない日本の場合とくに著しく,ローカル諸都市でさえすでに近郊の平地に空港用地を求めることができず,新空港はほとんど丘陵地帯の頂部を整地するか,ないしは海上に建設せざるを得なくなってきており,それも地形,気象,鳥害などの点でかなりの不利をしのびつつ建設・運用されている例が多い。これらの問題を解決する方策としては,気象・海象条件が許せば海上空港が理想に近く,1975年5月に完成した長崎空港が世界最初の海上空港の例となった。その後,関西新空港がこれに続き,さらに中部圏および福岡でも海上空港の構想が進められている。…
※「海上空港」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
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