海兎(読み)うみうさぎ

精選版 日本国語大辞典 「海兎」の意味・読み・例文・類語

うみ‐うさぎ【海兎】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 軟体動物「あめふらし(雨降)」の異名
  3. ウミウサギガイ科の巻貝。紀伊半島以南のサンゴ礁に広く分布する。殻長約一〇センチメートルの卵形で、表面は純白色で陶器質の光沢をもち、内側は濃い紫褐色をしている。殻を杯、さじ、置物などの細工物に利用し、また、首飾りなどにも用いる。うみうさぎがい。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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