すべて 

海城跡(読み)うみぐすくあと

日本歴史地名大系 「海城跡」の解説

海城跡
うみぐすくあと

[現在地名]瀬戸内町西古見

グスク跡。地元ではウムグスク、ウムグスコという。大島海峡の北、西古見にしこみ湾の中央に突き出た標高四〇メートルを最高地点とする丘を主として築かれている。北東から南西に延びる南北二四〇メートル・東西一八〇メートルの丘で、東・南・西の三面は崖、北側は野首に堀切を入れて周囲と隔絶されている。海に接する山城で、東シナ海、湊、西古見集落を望むことができる。南部に南北二二メートル・東西六メートルの平坦面、中部に南北六〇メートル・東西一五メートルの平坦面があり、北部は二段になった平坦面があり、これら三つの面を合せて一つの曲輪を形成している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

すべて 

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む