瀬戸内町(読み)せとうち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

瀬戸内〔町〕
せとうち

鹿児島県南部,奄美大島南部と,その南の加計呂麻島(かけろまじま),請島(うけしま),与路島(よろじま)などからなる町。1956年古仁屋町と鎮西村,実久村,西方村の 3村が合体して成立。リアス海岸が発達し,海岸に沿って小集落が点在する。パパイヤ,パッションフルーツ(→トケイソウ〈時計草〉)などの果樹栽培が盛んで,和牛やブタの飼育,大島紬の生産,タイ,真珠などの養殖も行なわれる。中心地区の古仁屋は水陸交通の中心地で,第2次世界大戦中は軍港として要塞,司令部があった。加計呂麻島の諸鈍(しょどん)にある大屯神社(おおちょんじんじゃ)で旧暦の 9月9日に行なわれる諸鈍芝居(しょどんしばや)は重要無形民俗文化財。大島海峡を挟む奄美大島の南部海岸と加計呂麻島の北岸一帯,および大島海峡を一望できる油井岳一帯は奄美群島国立公園に属する。国道58号線が通る。面積 239.65km2。人口 9042(2015)。

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