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海底境界層 かいていきょうかいそうocean‐bottom boundary layer

世界大百科事典 第2版の解説

かいていきょうかいそう【海底境界層 ocean‐bottom boundary layer】

海水の運動に対し海底摩擦の影響が及ぶ範囲は限られ,海底付近にそれ以外の海水とは違った力学的構造をもつ薄い層ができる。このような海底付近にできる境界層を海底境界層という。 このように定常的な境界層ができるのは地球が回転しているためである。例えば,回転していない板の上に水を流すと,最初板の付近にできる境界層は時間がたつにつれてどんどん厚くなり,しまいには境界層がなくなってしまう。回転流体における摩擦境界層は,1905年スウェーデンのエクマンV.W.Ekmanが,吹走流理論を発表した際に発見したもので,エクマン境界層と呼ばれる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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