海水温情報(読み)かいすいおんじょうほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「海水温情報」の意味・わかりやすい解説

海水温情報
かいすいおんじょうほう

海水温と魚の生態とは密接な関係があり,温度分布が分かれば,潮境や海水の流れが推測でき,好漁場を予測することができる。このため人工衛星による観測が広範囲に進められている。日本気象協会ではアメリカの気象衛星ノアの海水温情報を VAN (付加価値通信網) を用いてユーザーに提供するシステムを開発した。さらに漁業情報サービスセンターは,ノアの海水温情報をパソコン通信により全国の水産試験場に提供するシステムを整備,今後は大規模な漁業データバンクにまで育てる方針である。このほか海中に設置した送信・受信ブイによる音波情報を衛星通信を通じて解析し,海水温を把握するシステムも開発されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む