海洋性島弧(読み)かいようせいとうこ

最新 地学事典 「海洋性島弧」の解説

かいようせいとうこ
海洋性島弧

oceanic island arc

プレートの沈み込みにより形成される島弧のうち,海洋プレート間に形成された沈み込み帯に伴って形成された島弧。トンガ─ケルマデック弧や伊豆─小笠原弧などがその例とされる。太平洋プレートが沈み込む西太平洋地域に多く見られるが,ヘレニック弧のように他地域にも存在する。その地殻海洋地殻よりは厚く大陸地殻よりは薄い。中~塩基性岩が優勢であるが,花崗質岩(おもにトーナル岩)と推定される中部地殻(P波速度約6km/s)をもち,海洋地殻から大陸地殻へ発達する途中段階にあると考えられる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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