海獣油(読み)かいじゅうゆ(その他表記)blubber oil

日本大百科全書(ニッポニカ) 「海獣油」の意味・わかりやすい解説

海獣油
かいじゅうゆ
blubber oil

海中に生息するクジライルカアザラシウミガメなどの脂肉や骨などから採取した脂肪油総称。工業的にもっとも利用されているのは鯨油(げいゆ)であるが、近年クジラ類の捕獲量は厳しく制限されており、生産量は著しく減少している。

[福住一雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「海獣油」の解説

海獣油

 アザラシ,オットセイアシカなどの海獣からとる油の総称で,普通,鯨油は含めない.硬化油に加工して食用に供されるものがある.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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