海老の鰭槽(読み)えびのはたふね

精選版 日本国語大辞典 「海老の鰭槽」の意味・読み・例文・類語

えび【海老】 の 鰭槽(はたふね)

大嘗祭(だいじょうさい)、または新嘗祭(しんじょうさい)の時、天皇が手を洗われる器。土器で、両端エビの鰭(ひれ)のような手のついたもの。えびはたぶね。
延喜式(927)二「供新嘗料〈略〉小匏二柄、日蔭二荷、魵鰭槽二隻、油三升」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android