日本歴史地名大系 「海老ヶ島城跡」の解説 海老ヶ島城跡えびがしまじようあと 茨城県:真壁郡明野町松原村海老ヶ島城跡[現在地名]明野町松原松原(まつばら)の中央にある。全面が平地で、広さは東西三〇〇メートル・南北四〇〇メートル。城之内(しろのうち)の地名や物見塚・馬場跡・空堀が残り、南に平(ひら)沼、西に西(にし)沼、東北に深田がめぐっていたといわれる。寛正二年―応仁元年(一四六一―六七)に普請され、応仁元年二月五日に下総結城の大守結城成朝の嫡男秀千代(輝朝)が入城し、海老原氏の祖となった(杉山私記)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by