日本歴史地名大系 「海老原村」の解説 海老原村えびはらむら 兵庫県:城崎郡日高町海老原村[現在地名]日高町海老原観音寺(かんのんじ)村から観音寺川を西にさかのぼること四キロ、標高五五〇メートルの山中に位置する。山続きの妙見(みようけん)山(名草山)は妙見信仰の山で、その中心である日光(につこう)院・名草(なぐさ)神社(現八鹿町)がある。江戸時代の領主の変遷は慶長八年―元和五年(一六〇三―一九)間を除き(上記期間も出石藩領)、天保七年(一八三六)まで宵田(よいだ)村に同じ。同年幕府領となり(「御用部屋日記」など)、幕末に至る。寛永一六年(一六三九)の知高帳によると高三石余。正保(一六四四―四八)頃成立の国絵図でも同高。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by