名草山(読み)なくさやま

日本歴史地名大系 「名草山」の解説

名草山
なくさやま

紀三井寺きみいでら三葛みかずらの地域にまたがり、西に和歌浦わかのうらを見下ろす。標高二二八・六メートル。「続風土記」は「郡中に特立して山脈他に連接なし、故に独、名草山の名を負へり」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「名草山」の意味・わかりやすい解説

名草山
なぐさやま

和歌山市南部にある山。標高229メートル。紀ノ川南岸に沿う龍門(りゅうもん)山系の西縁にあたり、古生層の三波川(さんばがわ)変成帯に属する結晶片岩からなる。旧名草郡(1896年以後海草郡)の象徴とされ、『万葉集』にも詠まれた。山麓(さんろく)はかつての名草浜で、名草は渚(なぎさ)の意とされる。山頂からは、和歌山平野から和歌浦湾一帯が眺望される。西側山腹に西国(さいごく)三十三所第2番札所の紀三井寺(きみいでら)があり、桜の名所として知られる。

[小池洋一]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む