涎を垂らす(読み)よだれをたらす

精選版 日本国語大辞典 「涎を垂らす」の意味・読み・例文・類語

よだれ【涎】 を 垂(た)らす

唾液を口から流し出す。また、空腹な時に食物を見て、非常に食べたくなるさま、転じて、美しいものなどを見てかわいい、ほしいなどという気持の強くなるさまにいう。よだれが出る。よだれを流す。
源平盛衰記(14C前)一七「横目もせず、打頷許(うちうなづき)々々よだれとろとろ垂(タラ)して見入り給へり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「涎を垂らす」の意味・読み・例文・類語

よだれら・す

よだれが出る」に同じ。「収集家なら―・す珍本

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