20世紀日本人名事典 「淀野隆三」の解説 淀野 隆三ヨドノ リュウゾウ 昭和期の小説家,翻訳家 生年明治37(1904)年4月16日 没年昭和42(1967)年7月7日 出生地京都市 本名淀野 三吉 学歴〔年〕東京帝国大学仏文科〔昭和3年〕卒 経歴大正14年「青空」に参加。昭和4年から5年にかけて佐藤正彰らとプルースト「スワン家の方」を翻訳する。5年「詩・現実」を創刊。同年プロレタリア科学研究所に入り「マルクス・レーニン主義芸術学」を編集する。ジッドの「狭き門」、フィリップの「小さき町にて」など数多くの翻訳書がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「淀野隆三」の解説 淀野隆三 よどの-りゅうぞう 1904-1967 昭和時代のフランス文学者。明治37年4月16日生まれ。梶井基次郎らの同人誌「青空」に参加。昭和5年北川冬彦らと「詩・現実」を創刊する。戦後,三笠書房専務をへて27年明大教授。プルーストの「スワン家の方」(共訳)やジッドの「狭き門」などの翻訳で知られる。昭和42年7月7日死去。63歳。京都出身。東京帝大卒。本名は三吉。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by