法則の辞典 「淘汰係数」の解説 淘汰係数【selection coefficient】 遺伝子型の間に適応度の相違がある場合,最大の適応度を1として,ある遺伝子形の適応度がそれよりどのくらい低いかを示す尺度をいう. 「メンデル集団」を考えて,対立遺伝子Aとaの頻度を p,q とする(p+q=1).劣性ホモ接合のaaの適応度がAAやAaに比べて小さな値(1-s)となったとき,この s を淘汰係数という. 淘汰係数【sorting index,sorting coefficient】 不均質な砕屑物が,流水や風などの影響を受けて,類似の粒径や比重,形態をもったものが選別されて堆積する過程を淘汰作用というが,この度合いを示す尺度をいう. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報 Sponserd by