精選版 日本国語大辞典 「淡海節」の意味・読み・例文・類語 たんかい‐ぶし【淡海節】 〘 名詞 〙 関西の喜劇俳優志賀廼家淡海が創作し、大正五年(一九一六)以後、舞台で劇中に歌われて人気を得た俗曲。[初出の実例]「店びらきの日、筋向ひにも果物屋があるとて、『西瓜屋の向ひに西瓜屋が出来て、西瓜同志(好いた同志)の差し向ひ』と淡海節の文句を言ひ出すほどの上機嫌だった」(出典:夫婦善哉(1940)〈織田作之助〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例