淡路国名所図絵(読み)あわじのくにめいしよずえ

日本歴史地名大系 「淡路国名所図絵」の解説

淡路国名所図絵(名所図絵)
あわじのくにめいしよずえ

五巻五冊 暁鐘成(木村明啓)編著 松川半山・浦川公佐画

成立 嘉永四年慈光寺実仲序

解説 暁鐘成編各地名所図絵の一つ。刊初に執筆のきっかけを記し、嘉永二年「味地草」編者小西友直の遺稿を見せてもらったという。引用文献は多岐にわたるが、同書の引用が最も多い。記述順序岩屋浦から始まり淡路島を一周する。見開き二頁を使った挿絵は強い印象を与え、先行の地誌より一般性が強い。慶応二年の出版許可後二八年で木版出版。

活字本 明治二七年木版五冊、昭和四七年影印本一冊

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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